日本の出版社などによる主要な現地法人は、大手出版社の講談社が設立した講談社(北京)文化有限公司、KADOKAWAが中国大手出版グループと合弁で設立した広州天聞角川動漫、児童書最大手のポプラ社が設立した北京蒲蒲蘭文化発展有限公司(以下、蒲蒲蘭=ぷぷらん)、大手取次の日本出版販売が設立した北京書錦縁諮詢有限公司など多数ある。
また、『窓ぎわのトットちゃん』の中国版を出し、山岡荘八『徳川家康』中国版を累計300万部販売したのをはじめ、東野圭吾や村上春樹など日本のベストセラー作家の作品を数多く刊行する新経典文化股フン有限公司(フンはにんべんに分)といった現地民間出版社の存在も大きい。
このうち、ポプラ社が2004年に北京で設立した蒲蒲蘭は、設立以来10年ほどは赤字続きだったが、ここ数年、絵本の市場が急拡大したことで売上高を急速に伸ばし、2016年には年間売上高が1億元(約17億円)を超えたという。
ポプラ社・長谷川均社長は冗談交じりで「蒲蒲蘭はここ数年で日本のポプラ社の売り上げを抜くだろう」と、中国での成長に目を見張る。宮西達也氏の「ティラノサウルスシリーズ」は累計800万部、10年以上前に刊行された「くまくんのあかちゃんえほん」(ささきようこ)に至っては累計1000万部に達する売れ行きだ。それほど、このところの中国児童書市場の拡大は著しい。
手当たりしだい読んできたのと同じ
別に内容が優れているから読んでるわけじゃないよ
その時代において先進国の書物はとりあえず読むってだけ
中国にとって日本はまだまだ先進国だからね
逆に日本ではもう洋楽とか洋書は売れなくなった
昔は山ほど売れてたけどね
西欧はもう憧れの先進国ではなくなったからだ
中国にとっての日本もまもなくそうなるだろう
子供の教育に金をかける余裕が生まれてきた
正にトットの世界じゃないか
絵本以外でも紙媒体で売れるんだな
本好きなのも意外だったわ
日本を上回るつっても人口が10倍なんだからラインは1億部だろ
識字率がそんな高くないのでは
文化的には昔の方が優れてたからな
今の中国にはまともな文化なんて何もない
文化交流で良いこった
中国語版『窓ぎわのトットちゃん』の販売部数が、累計で1000万部を突破したのは2017年6月のことだった。中国国内における『ハリーポッター』シリーズの累計販売部数は約1000万部。それを考えると、『窓ぎわのトットちゃん』が持つ「1000万部超え」という数字がいかに巨大かがわかろうというもの なぜ中国では、この作品が日本以上のヒットを飛ばしているのか。
『窓際のトットちゃん』が中国で“正式に”発売開始されたのは、2003年のこと。中国メディアが次のように分析する。
「中国の出版社側の努力もあり、『窓ぎわのトットちゃん』は中国国内の1000の教育機関に寄贈され、単なる児童文庫としてだけでなく、教育書籍としても中国で広まっていったのだ。子どもの個性を矯正するのではなく、最大限に伸ばすという教育方針は、中国のそれまでの教育の概念を大きく変えるものとなった」
また、大学生向けの情報サイトなどでも、同書は推薦図書として次のように評価されている。
「推薦したい最も大きな理由は、ノンフィクションであるということだ。いくつかの小さな話で構成され読みやすく、みずみずしく誠実なストーリー、さらに挿絵の優しさが読者を物語に引き込んでいく。いたずら好きの問題児たちを無条件で受け入れるトモエ学園の子どもたちは、きっと人生で最高の時間を過ごしたに違いない」
さらに、読書口コミ掲示板「豆弁読書」には以下のような読者の感想が寄せられている。
「日本ではすでに半世紀以上も前から、子どもの個性を尊重する教育が行われていたとは驚きだ。中国は半世紀前の日本にすら追いついていない」
「子どもの頃に抱いていた探求心や好奇心というものは、すべて大人に潰されてしまった。大人こそ読むべきバイブルだ」
「中国の教育界に足りないことが凝縮されている。小学生時代にこんな恩師に出会えた主人公がうらやましい」
中国の教育行政をつかさどる中国国家教育部は、「低学年の小学生が読むべき本50選」に、日本の書籍としては唯一、この『窓ぎわのトットちゃん』を推薦している。また中国の一部の小学校では、「総合実践活動」という科目を創設、トモエ学園で行われていたような、個性を伸ばす教育を導入していくことが報じられている。
こうした背景には、成績至上主義の中国で、勉強を苦にした児童の自殺などが頻発していることも挙げられるだろう。同作を理想論と語る読者もいるが、同作をきっかけに中国の教育が変わろうとしているのも確かなのである。
検閲を通らない
興行収入トップ10は以下の通り。
トップ4作品の興行収入は127億元(約2,000億円)となり全体の21%を占めた。
1位「紅海行動(OPERATION RED SEA)」36億5000万元(約584億円)
2位「唐人街探案2(Detective Chinatown 2)」33億9700万元(約543億円)
3位「我不是薬神(Dying to Survive)」31億元(約496億円)
4位「西虹市首富(Hello Mr. Billionaire)」25億4700万元(約407億円)
5位「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」23億9000万元(約382億円)
https://chinapass.jp/2019/news/entertainment/chinese-movie-box-office-2018/
中国のアイドルグループとか色んなのいてルックスレベル高くて面白いし