純文学が好きです！ お話しましょう

>>2
騎士団長めっちゃユーモアがあるし可愛いよね
村上春樹作品のキャラクターでも特に好き！
　

>>3
ミステリは門外漢なんだ… ごめん😭

>>1の好きな作者と著書は？

>>4
サリンジャーは簡単に読める作品は全て読んだくらい好きだ！ フラニーとズーイとか良いー

　

>>5
キッチンは昔読んだなぁ あんまりストーリー覚えてないけど…

>>6
そうだなぁ
言葉にすることのできない曖昧な感覚を、その周囲を言葉で表すことによって浮かび上がらせようとする小説が純文学なんじゃないかとおれは思うな 逆説的だけども

>>10
説明聞いて学生時代になんとか門の授業受けたの思い出したわ。でも全くわからんかったんだよなあ
俺には難しそうだわ

>>24
純粋な小説があるってことは不純な小説があるってことだし、そんな定義は存在しないんじゃない？
あえて定義付けるなら文学史に載りそうな作品って感じかね

>>24
羅生門かな？
感覚の話なんだから、理解できなくても当然なんだと思うな！
じっさい、ミステリには謎を解明して犯人を逮捕するっていう明確なオチがあるけど、純文学で明確なオチが現れることはほとんどない
それは、謎が謎のままで終わること、これだ！ という答えが存在しないことに純文学の、そして人間の本質があるから
そういう薄ぼんやりとした感覚にどうしようもなく惹かれてしまう人がハマるんだと思う

>>8
直木賞はいちおう大衆文学の賞なんだけど、島本理生はたしか純文学の賞でデビューした作家なんだよね 過去の作品は芥川賞候補になったりしてる そこらへんの垣根が曖昧な作家ってわりにいるんだよねぇ
あんまり気にせずに自分で読んで感じたものを信じればいいとおれは思うな

>>11
なんの作品が好き？
おれは草枕！ 恥ずかしながらそんなに何作も読んだわけじゃないんだけど…

>>12
彼岸過迄
漱石と言えば未完の明暗とかこころとか吾輩は猫であるばかりあげられるけど
これが一番心に肉薄した作品だと思う

>>13
恩田陸だっけ？ あんまり詳しくないやー
おれは今ブコウスキーの町でいちばんの美女を読んでるよ

　
>>14
大江健三郎は作品網羅したいんだけど、まだ初期の何作かしか読めてない（ ; ; ） 人間の羊とか良かったなー
こんどわれらの時代と性的人間に挑戦するつもりです！

>>15
古井由吉は新潮文庫で杳子・妻隠を読んだだけだー
でも難しいよね ほんとうに自分の世界を持った作家って感じがする…

　
>>16
中上健次は文春文庫の岬だけ読んだことある！
なんか作家の名前挙げられても一冊しか読んでないこと多いな 不勉強ですみません😢

>>17
俺も真っ暗にどこまでも落ちていく感じ好き

>>17
川上弘美いいよね ほんとうにやさしい文章… 芥川賞の選考とか読んでも人柄が出てて好きだ
センセイの鞄は最高です

　
>>19
おれも仮面の告白は２回読んだことある
あんな厳粛なオナニー描写が他にありますか？ あと冬の朝の描写も美しくて好きだなあ

>>22
好きな作品が共通してたらいろいろと意見を交換したりできるんだけどね
でも一作に絞ってスレ立てても伸びないものなぁ

>>23
んー どれも読んでない… 漱石は坊っちゃん、こころ、草枕、倫敦塔・幻影の盾しか読めてないのです…
町田康は好きな作家だ！ （でもこっちもぜんぜん作品読めてないです。１人の作家に絞って何作も読むことがあまりない…） 人生の聖とか、パンク侍とか、読んで度肝を抜かれた

>>28
ぜひとも「告白」で度肝を抜かれてくれ
微塵たりとも甘ったるい表現がなく的確な心理描写で一気に読ませる
変調な文章だけどそこがまた面白い

>>29
それでいいと思う
俺はかなり読むのが早いけど、それって無意識に読み飛ばしてるだけだから、ジャンクリードになってしまう
味わって読むのが1番じゃないかな

>>29
おれも百冊なんかゆうに越すくらい読みたい本がある
よく寿命が尽きるまでにこれらを読み終えることってないんだろうなぁ と思って不安や恐怖を感じる
後悔のない読書体験をするには取捨選択が必要なんだろうな

>>30
告白と宿屋めぐりはほんとうに読みたい！
もう読む前からとんでもない傑作の予感がある でもそういう本って読むタイミングを掴みづらいんだよね… 読んでる最中も読後も、他のことが手につかなくなることが予想されるから

>>33
どろどろとした想念が渦巻いていて読んでてかなり疲れる小説だった
あの境遇に共感できる人にはがつんと胸を打つ作品だと思う！

>>35
そうなんか楽しみやわ
　
ワイは純文学初心者やねんけどなんかお勧め２本教えて欲しい
仮面の告白、伊豆の踊り子、人間失格は面白かったからそれ以外で

>>36
おれもぜんぜん読めてないよ
サン＝テグジュペリって星の王子さまが有名だけど、夜間飛行を読んだら星の王子さまとはまったく違うカッコ良い文章で ウオー と思った
川端康成は伊豆の踊り子と古都しか読んだことない… 雪国は読んでおくべきだよね

　
>>37
その三作の流れでいけば谷崎潤一郎とか堀辰雄とかどうでしょうか 春琴抄と風立ちぬが良いです

>>38
ありがとう
春琴抄は気になってたんだ
両方買ってきま～す

>>38
人間の土地読むと正直俺の浅い読書経験の中でも内容と文が同時にここまでかっこいい作家はいないと思ったわ
俺は川端とか三島みたいに文だけで格好良い本が好きなんだけどおすすめある？

>>41
福永武彦と大岡昇平はどうでしょうか？
どちらも心理描写が巧みでがっちりとした文章を書くと思います！

>>43
池澤夏樹のスティル・ライフがこれまでに読んだ芥川賞受賞作でいちばん好きです
それとこのまえ芥川賞を取った高橋弘希の、日曜日の人々という作品も良いですよ

>>45
描写するものの視点とか、比喩のセンスとか、単語の選び方によって、同じものを描写しようとしてもひとりひとりが違った文章になるものね
町田康とか、村上春樹とか、海外作家だけど藤田和子訳のリチャード・ブローティガンとか素敵な文章だと思う！